♬練習の仕方

♪音階練習

音階練習の前に

✔音階練習ってなんでやらないといけないの?

✔音階練習ってなに?

 

音階練習についてはこのようにいろいろなご質問があります。

ここでは音階練習についていろいろとご説明させていただきたいと思います。

 

Q1.音階練習ってなんでやらないといけないの?…

A1.やらないと音程が良くならないからです。以上!

 

Q2.音階練習ってなに?

そもそも音階というのは、音の並びの事です。

大きく分けると

■長調

■短調

があります。

 

また短調は3種類ありますが、ここでは割愛しますね。

 

そしてハ長調、ニ長調と言ったように、調性というものがあります。

これらの調性の音階をなぞることが音階練習といいます。

 

またこれらの調性につきましては、別の時に細かくお伝えしていきます。

 

 

とりあえず音階練習というは、上手になるためにはやった方がいいということになります

♪音階練習の仕方

 バイオリンで音階練習って凄く難しいなーと思ったことはありませんか?

自分も最初やった時は、本当に難しく感じました。

 

しかし音階練習が上達するには、ちゃんとしたやり方があったのです。

 

音階練習初心者がメキメキ上達する4つの方法とは?…

 

①開放弦(何も押さえないで、音をならす)でその日1番良い音をだしてから、音をつける。

②バイオリン弾きにとってやりやすい調性からはじめる。

③楽器をならす

④音をならして音程があってるなーと思ってから、チューナーをみる

 

これでバッチリです!

後はメトロノームを絶対に使ってください。

特に音と音をつなげることも重要です。

 

ここで少しだけ、楽譜の表記について。

0」と楽譜にかいてあったら、開放弦です。

G-durの場合、上昇音形だと、D線で開放弦、A線で開放弦という形になります。

 

しかし下りの音階については、

A線の「E」の音は「4」の指で、D線の「A」の音も「4」の指で押しましょう。

 

このような練習を使うと、開放弦の練習、または「4」の指を使うよい練習になります。

♪音階がみるみるうまくなる魔法的練習法

音階がみるみる良くなる魔法的練習法(ティラリラ)

音階をやっても特に初心者だと全然音程があたらない…

そんなことってありませんか?

 

私もそうでした。

 

そもそも何故音程が当たらないのでしょうか?

 

それは簡単です!なぜなら音程が当たらないのは、音程が当たらない理由があるのです。

 

その理由とは?…

 

「手の形」

です。

 

ポジションごとでの「手の形」がさだまっていないから、毎回音程を外すのです。

 

想像してみてください。ポジションごとでの「手の形」が理想的な形だったら?…

音程は当たるに決まっています。

 

つまり音程が当たっている理想的な「手の形」の練習をすることが最も重要なのです。

 

ここで「手の形」をよくするには?…と思います。それを今からお伝えしたいと思います。

 

【ティラリラの練習法】

まずはこの楽譜を見て下さい。

音形自体は大したことないと思います。

 

練習方法です。

①メトロノームを1分間に60にあわせ、2拍ごとで、音を変えます。

 「H」→「C」→「D」→「E

 というような感じです。

②楽譜のところにいろいろな数字がかいてあります。図で「④」とかかいてあるのは、指番号です。つまりいろいろなパターンで練習してくださいということです。

 

《注意点です》

■音と音をつなげる

■「1」の指をおさえた時には、「4」の指は楽に押さえれるように。逆をいうと「4」の指をおさえる時に、「手の形」が変わらないように!

■ゆっくりやる。なれてきたらテンポを上げる。

■指と指をくっつける

1stポジションからはじめる。同じ音形を違う弦でもやる。3rdポジションA線であれば、「D」→「Es」→「F」→「G

みたいにやっていく。全てのポジションでやっていく。

音階練習の前にこれをまずやってみましょう!

♪音階練習がより上達するために

 音階練習が上達するには?と悩まれている方もいらっしゃいます。

 

ここでは音階練習がより上達しやすい方法をお伝えしたいと思います。

 

【練習する時のポイント】

①初心者のうちは簡単な調性から。

G-dur(ト長調)D-dur(ニ長調)Fdur(ヘ長調)C-durくらいからはじめる。

②メトロノームを使い、4拍ボーイングでゆっくりとやる。

4拍ボーイングでスラーをつけ、2つずつ音をかえす。例えば、G-durだと「G」→「A」でスラーでつなげて、「H」→「C」でさらにスラーをつなげる。

④2つずつ音を返すことができるようになったら、1つずつ音をかえす。スラーやデタッシェでやる。

⑤まずは1オクターブを練習する(シャープ4つ、フラット4つまではなんなく練習)

できるようになったらアルペジオを練習する。

さらにできるようになったら2オクターブとそのアルペジオ

手の形を作るティラリラの練習

半音階

2オクターブができるようになったら、3オクターブとアルペジオ

 

このようにやると非常に上達しやすくなります。

さらなるポイントとして、音階練習は音階の練習ですが、右手のボーイングの練習にもなっています。

 

つまりボーイング練習も意識してそしていかに楽器をならすか?

 

これがポイントです。